8月25日(土) 10時30分から
本堂にて龍谷寺 青壮年部主催 『夏休み親子坐禅会』が開かれました。
坐禅を通して、呼吸を整え、姿勢を整え、落ち着いて自分を見つめ直してみる。
約15分程の時間、坐ってみました。坐禅として15分なんて短い時間ですが、今の時代はゆっくり坐る時間をとることなんて皆無なので、10分もすれば飽きてきて体が動き出す。親は何とか頑張りますが、子供らは普段の生活の通りです。なかなか難しい時代なんですね。考えさせられます。
坐禅の後は、“食育”をテ-マに湖西市在住の 野末誠治 先生にお話を頂きました。
『自分たちが家で食べているお魚の姿を書きましょう』からはじまった講演ですが、ここで問題発生。みんな魚の絵が書けないんですよ。水族館にも出掛けているし、釣りもした子もあるでしょうに・・・。
生き物の命を食べて自らの命を延ばしている人間たち。食事として出来上がったものを見て、それを口にするだけでは相手の命を頂いているという気持ちにはなれないでしょう。食べらるために命を落とした生き物のことを思えば、残す、捨てるなどと粗末な扱いはできないものです。今一度、自分たちの食生活を考え直さなければいけないと感じる講話でした。
講演が終わればお楽しみの流し素麺。役員総出で竹切りから設営、配膳まで頑張りました。10m超級の竹樋は圧巻ですよ。
前日(8月24日)は地蔵盆供養の日でしたので、夜法要の時に使った手作り竹行灯を並べておきました。去年の座禅会ではナイフを使って鉛筆を削るというワ-クをしましたので、そのうち行灯も参加者と作れるといいなと思いました。