一客再来からはじまる千客万来
向き合えば、きっと何かが見えてくる
~the 禅~ワタシ探しの旅
坐禅と写経と念珠ブレスレット作りのワ-クショップでした。
大勢の方が足を運んで下さいました。有り難うございました。
坐禅や写経は普段でも行う事は出来ます。お気軽にお問い合わせ下さい。
もともとは今で言うJR新居町駅の東南方向にあった龍谷寺。
宝永4年10月4日(1707年10月28日)の宝永大地震で崩壊して現在の場所に
移りました。その後、安政元年11月4日(1854年12月23日)の安政東海地震
では津波被害を免れました。
その現在お寺が建っている場所の標高は9.1m(山門付近)
《国土交通省 国土地理院HPから標高がわかるWeb地図》http://www.gsi.go.jp/johofukyu/hyoko_system.html
必ずしも安全とは言えない高さではありますが、有事の時には避難地として本堂を利用出来るように考えています。
お寺のお墓のある山から、町の指定避難所である新居中学校へ抜け出ることが出来ます。
お寺は人を生かす場所。
あなたの大切な人が倒れたら・・・
救急車が着くまでどうしますか?
そんなことが起こったら!
第4回 救命講習会を平成25年6月12日(月) 13時30分から行いました。
やはり4回目ともなると、参加率が悪いです。
なぜか・・・
『またみんなの前でアレを言わなきゃいかんのか』『前にやったことがあるし、もういいかな』という思いが表れるからですかね。
『勉強したことあるから、分かっている。』と言われる方もあるでしょうが、意外と一連の作法なんて忘れてしまうものです。人の“生きる”にかかわる大切なことです。『忘れてた』にならないように、常日頃から動ける様にしておきたいですね。
皆さんはこのお寺にある『AED』が何処にあるか、ご存じですか?
本堂の入り口に備えてあります。
AED(自動体外式除細動器)心室細動の際に機器が自動的に解析を行い、必要に応じて電気的なショック(除細動)を与え、心臓の働きを戻すことを試みる医療機器
昨年3月より当寺は“AED(自動体外式除細動器)”を設置しています。
昨年の6月15日(火)に第1回の 勉強会を、そして今年も6月15日(水)に第2回目の勉強会を行いました。
応急手当の基礎知識から救命処置、実践。
AED使用方法の確認、実践。
また、今回は地震に備えること で用意をしていた方が良い物の確認など、今後の生活に生かすことのできる内容でした。講義のあとには 質問もかなり出て、参加者の真剣さを感じる事ができました。
昨年は30名程の参加、今年は20名足らずと若干少ない参加でした。
この勉強会は実践を伴いますので 『実演は恥ずかしくてできない』などの声も聞きます。
しかし、1回やっただけで覚えられるものでもなく、また 現場に遭遇するような事があった時に、身体が動かないようでは人命救助になりません。
今回の東日本大震災においても過酷な避難所生活に絶えきれず深刻な不整脈ののちに命を落とされた 方が多くいらっしゃったそうです。
その避難所や近隣の施設にAEDがあったにもかかわらず、使われ無か ったといいますから悲しいお話です。
いざとなった時に迷わず手を差し伸べられる勇気を身につける事ができる態勢作りを目指して、この勉強会 は毎年行いたいと考えています。