今日から8月ですね。朝からお参りの方が引っ切り無しに来られます。
ウチの地域は月遅れ盆。これからが忙しくなります。
【お盆】は、『盂蘭盆』のこと。サンスクリット語の「ウランバナ」(ullambana)の音写語で、逆さに吊された苦しみを救うという意味。
地獄の苦しみを救う・・・暑い時期で現世も地獄?浄水を手向けて癒やされるのは、どちらも同じかも(笑)
お盆で使うお飾り。ナスやキュ-リで作った牛や馬、水をはじく芋の葉。時節柄【生もの】では日持ちしないので、【偽物】いわゆる模造品が増えてきました。
15日の精霊送りにお飾りを納めます。昔は川へ流したり、海へ流したりしました。今では川や海が汚れるとして、この習慣も嫌われています。自然から発した物を自然に帰す。何も不自然な事はないのですがね。しかし、人工的に作られたモノでは自然に戻ることはできません。仏様の道具として使っていた物も、ゴミとして生まれ変わってしまうでしょう。
では、こうしませんか?面倒でも自然に帰る素材を使ってお盆を過ごして、精霊送りには自分の家の庭やプランタ-に埋ける。そうすれば仏様の道具として使っていた物も、今度は家を守ってもらえるように生まれ変わることが出来るでしょう。